日清オイリオ株式会社(社長:秋谷淨惠)は、技術開発力の強化を重点課題として、油脂に関するテーマを中心に研究開発に取り組み、その内容を国内外の学会で発表してまいりました。中でも、10年以上にわたり、精力的に油脂の種類と体脂肪蓄積に関する研究を行い、国際発表を中心とした20報近い論文を発表してまいりました。こうした発表論文が評価され、5月17日より開催される「社団法人日本栄養・食糧学会」において、弊社主管 竹内弘幸 が「奨励賞」を受賞する栄誉に浴することになりました。これまでの、弊社の研究成果の概要は、以下の通りです。 - 動物脂に多く含まれる飽和脂肪酸に比べ、植物油に多く含まれる不飽和脂肪酸は、体脂肪として蓄積されにくいことを実験的に証明した。
- さらに、体内のエネルギー消費を調整している交感神経や甲状腺ホルモンなど複数のメカニズムが上記の減少に関与していることを明らかにした。
- 母乳やヤシに含まれる中鎖脂肪酸は、エネルギーとして燃えやすく、体脂肪になりにくいことが古くから知られていたが、この脂肪酸を含んだ油脂は、発煙しやすいなど、加熱調理に適さないといった欠点があり、使用が限られていた。この欠点を、エステル交換技術を用いて解決し、加熱調理に適した体脂肪として蓄積しにくい機能性食用油の開発に成功した。
なお、一連の研究成果により、日清オイリオ鰍ヘ、本年1月、中鎖脂肪酸の働きで体に脂肪がつきにくい特定保健用食品「ヘルシーリセッタ」を発売いたしました。 (参考)本学会における当社発表等 - ランチョンセミナー共催(肥満と食餌療法)
- 食餌脂肪の分子種と体脂肪蓄積に関する研究(奨励賞受賞講演)
- 中鎖・長鎖脂肪酸トリグリセリド(MLCT)の栄養効果に関する研究(計3報)
- 植物ステロール含有食用油の血中コレステロール低下作用
- 植物ステロールエステル含有油の血清コレステロール濃度低下作用
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