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  日清オイリオグループ株式会社
2018年


「生涯にわたる、MCTとケトン体の役割」を世界の研究者と共有
〜2018AOCS年次総会&展示会にて、ホット・トピック・シンポジウムを主催〜
 
 
2018/06/06

 日清オイリオグループ株式会社(社長:久野貴久)は、2018年5月6日〜9日(現地時間)に米国・ミネアポリス(ミネソタ州)で開催された、2018 AOCS(アメリカ油化学協会 ※1) Annual Meeting & Expoにおいて、The Role of MCT and Ketones throughout the Lifespan (生涯にわたるMCTとケトン体の役割)をテーマに、当社がMCT(※2)とケトン体に関わる3人の著名な研究者を招聘し、ホット・トピック・シンポジウムを主催しました。
 定員約200名の会場が立ち見が出るほどになり、他の油脂とは一線を画す、MCTの脳機能に対する可能性について、多くの研究者と共有することができました。

  
※1:[AOCS]
   American Oil Chemists’ Society(アメリカ油化学協会)・・・世界最大の油化学会で、
   その年次会議は、油脂、界面活性剤、脂質他関連素材に関する世界最大のビジネスと科学
   の国際フォーラムです。会議には40ヵ国以上の企業、政府関連・学術関連機関から、
   1,400人以上の油脂のプロフェッショナルが参加します。

※2:[MCT]
   「MCT」は、(一般の植物油の成分であるオレイン酸やリノール酸など)長鎖脂肪酸の
   約半分の長さの「中鎖脂肪酸」100%の食用油です。中鎖脂肪酸は、ココナッツやパーム
   フルーツなどヤシ科植物の種子の核の部分に含まれる天然成分で、母乳や牛乳などにも
   含まれており、私たちが普段から摂取している成分です。

【当社主催ホット・トピック・シンポジウム】

1.シンポジウム開催の経緯

 当社は、2017年度からの4ケ年の中期経営計画「OilliO Value Up 2020」で「Globalization」「Technology」「Marketing」の3つのキーワードを掲げて、5つの成長戦略と2つの基盤強化策に取り組んでいます。その成長戦略の一つとして、MCTを基軸にヘルスサイエンス事業をグローバルに拡大することで、人々のそれぞれのライフステージで「健康とエネルギーを生むチカラ」を提供し、社会に貢献することを目指しています。
 当社は、40年以上にわたってMCTの研究・開発を進め、体脂肪が気になる方向けの食用油やエネルギー補給を必要とされる方向けの商品などを発売してまいりましたが、さらなるMCTの機能解明によって、世の中に新たな価値を提供することを目指しております。
 こうした中、当社は、今年のAOCSにおいて、これまでのブース出展に加え、Hot Topics Symposia(ホット・トピック・シンポジア)にエントリーし、10のテーマのひとつに選ばれました。
 このホット・トピック・シンポジアは、「油脂業界の未来に影響を及ぼす事象について、グローバルな視野でディスカッションを行い、科学の境界線を超えて、社会に共通したクリティカルな諸問題が油脂ビジネスへいかにインパクトを与えるか、問題提起していく」(AOCSのプログラムから引用)ために設置されたものです。
 当社は、MCTが生涯に渡り、人の健康に与える影響について以前から着目しており、これはAOCSが掲げるホット・トピック・シンポジアのコンセプトに、まさに合致するものと考え、エントリーしました。

2.登壇者および演題

(1)メアリー ・T・ニューポート先生 (Mary T. Newport, M.D.、米国 医学博士)

 演題:MCTs and Coconut Oil: Ketones as Alternative Fuel for the Brain.
   (MCTとココナッツオイル:脳の代替エネルギーとしてのケトン体について)



(2)スティーブン・クネイン博士(Stephen Cunnane, PhD、カナダ、シャーブルック大学
   医学部、エイジング・ リサーチ・センター正教授)

 演題:MCT and Ketones: Important Roles in Brain Development and Aging.
   (MCTとケトン体:脳の発育とエイジングへの重要な役割について)



(3)ラルフ・マーティンス博士(Ralph Martins, PhD、オーストラリア、イーディス・コウワン大学 医学・ヘルスサイエンス部、アルツハイマー病の研究とケアのためのセンター・オブ・エクセレンス、エイジングとアルツハイマー病財団チェア;同国マクアリー大学生物医科学部教授)


 演題:The Role of Dietary MCT/Coconut Oil in the Prevention of
    Alzheimer's Disease.
   (MCTとココナッツオイルのアルツハイマー病予防への役割とは)

3.シンポジウム概要

 冒頭、コーディネーター役の当社ヘルスサイエンス事業推進室 主席 中島 香 から、「MCTは
特にアルツハイマー病など高齢者の健康課題に重要な役割を果たせる可能性を持つ油脂である」との
認識が示されました。
 それを受けて、まずメアリー・T・ニューポート先生から、これまでMCTが果たしてきた役割の
歴史の紹介から、アルツハイマー病に罹患したご主人のMCT摂取による症状改善効果の事例紹介」
を、続いて、スティーブン・クネイン先生からは、「ケトンによる脳の代替エネルギーとしてのケト
ン体の働き」、さらに、ラルフ・マーティンス先生から「アルツハイマー予防とMCT/ココナッツ
オイルの可能性を示唆する複数の臨床事例」が報告されました。

【その他 展示・発表】

 また、当社出展ブースでは、「日清オイリオは、モノづくり(高品質、心遣い)を通して、お客様
がMCTの機能を享受する橋渡しをします」をテーマに、当社の40年以上にわたるMCTの研究開発
の歩みと、MCT関連商品の展示・試食を実施して、「日清オイリオ」と「MCT」を強力にアピー
ルしました。スティックタイプゼリー食品「中鎖脂肪酸 メモリオン」の試食コーナーでは、油脂を
ゼリーという食品形態でおいしく摂取できることに、海外の研究者から関心が寄せられました。


 なお、ホット・トピックス・シンポジウム以外にも、テクニカルセッションのパートにおいて、
当社研究員が以下の演題で発表を行いました。
 (1)「異なる結晶化経路におけるトリパルミチンの複数のβ型多型について」 
     (結晶性油脂に関する研究)
       発表者:中央研究所 竹口 誠也
 (2)「酵素によるMLCT(中長鎖脂肪酸油)の効率的生産」 
       発表者:中央研究所 片岡 裕太郎


リリースに関するお問合せ先

日清オイリオグループ株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報・IR課
TEL:03-3206-5109  〒104-8285 東京都中央区新川一丁目23番1号

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