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| フィトポーラス |
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大豆から油を搾ると、大豆油と良質な植物性たん白質として活用される大豆粕に分けられます。しかし、これらを製造する工程ででる「大豆の皮」は、家畜用飼料に用いられる以外に用途があまりありませんでした。
日清オイリオは、大豆皮の再利用に取り組み、独自の製法によって新素材「フィトポーラス」に生まれ変わらせることに成功しました。
「フィトポーラス」は、大豆の皮を炭化焼成することで得られる素材で、大豆の皮がもともと持つ独特な構造をそのまま保持している多孔性の炭素材料です。100%植物由来なので、地球環境にもやさしい素材です。 |
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フィトポーラスは、その多孔性により、汎用ゴムや樹脂に対して、非常に多く練り込むことができます。例えば、代表的なゴムである「EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)」に対して、石油系炭素材料の代表である「カーボンブラック」を1:1(ゴム1に対してカーボンブラック1)以上練り込むと、砕けてしまいますが、フィトポーラスの場合、1:4(ゴム1に対してフィトポーラス4)の割合で練り込んでも綺麗な成形品をつくることができます。
練り込み量を向上させることによって、導電性や電磁波吸収特性などを発現します。これらの特性を活かして、リチウムイオン電池などの電池分野や、 携帯電話やパソコンなどの電気電子分野など、最新技術の開発が盛んな分野においての利用が期待されます。 |
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また、新たに開発した「フィトポーラスSH−3030」は、高い「熱伝導性」を有します。
高密度化・薄型化が急速に進む電子機器や普及・拡大が進むLEDランプなどでは、その放熱が大きな課題であり、より「熱伝導性」が高い素材が求められています。「フィトポーラスSH−3030」をゴムに練り込むと、非金属としては高い「熱伝導性」を発現することが可能です(150phr SH-3030 /EPDMで、熱伝導性1.1W/(m・K) )。
金属に比べると比重が小さいにもかかわらず、金属では困難なゴム・樹脂への多量の練り込みが可能(400phr SH-3030 /EPDM)なうえ、これら充填品の薄膜/シート化も容易なので、小型・軽量化が求められる分野において期待される素材です。 |
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| ※「フィトポーラス」は日清オイリオと三和油脂株式会社(本社:山形県天童市)、山形大学工学部飯塚研究室と共同で開発された商品です。 |
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