ビタミンEは、化学名でトコフェロールと呼ばれる抗酸化成分で、いろいろな植物油に広く含まれていますが、べに花油、ひまわり油に特に多く含まれていることが知られています。
また、トコフェロールの仲間でトコトリエノールという成分もありますが、一般に市販されている食用植物油の中では、コメ油、グレープシードオイル、パーム油等、一部のものにしか含まれていません。
トコフェロールもトコトリエノールもそれぞれ化学的な構造が僅かに違う4種の異性体(α体、β体、γ体、δ体)の存在が確認されています。
主要なビタミンEであるα、β、γ、δ-トコフェロールの抗酸化剤としての効果は、δ>γ>β>αの順なのですが、からだの中での抗酸化活性は反対でα体が最も高くなっています。
先に紹介したべに花油、ひまわり油は、このα体を多く含むことでも知られています。
参考として、五訂日本食品標準成分表のビタミンEの生理活性比を表1に表します。


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