女性がもつ性差の基本的なものとして
周期性
の存在があります。男性の身体機能には周期性がありませんが、女性では月経が存在し、身体機能に周期性があるわけです。
その存在は、ホルモン量の複雑な周期変動によって、身体的な面だけでなく、精神的にも、社会的にも影響を及ぼし、女性の生活全般に大きな影響を及ぼします。たとえば、女性には、月経が35〜40年間あり、この間1度も妊娠しなければ、生涯に6年半以上も月経とともに過ごさなければなりません。この期間に、月経を健康な兆候とポジティブにとらえるか、あるいは病的なもの、煩わしいもの、女の厄などとネガティブにとらえるかによって、日常生活への影響は大きく変わるのです。
更年期においても同様のことが言えます。平成12年調査では、女性の寿命は84.62歳であり、閉経の平均年齢が約50歳であることを考えると、有経期間とほぼ同様の期間を過ごすことになります。この期間を、“子育てが終わり、これから私の自由な人生が始まる” とポジティブにとらえるか、あるいは “女性が終わった”などとネガティブにとらえるかによって、日常生活への影響は大きく変わるのです。
このように、月経に関わる女性の周期を、ポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるかによって、生涯の過ごし方や、QOL(生活の質)が非常に変わってくるのです。女性が、健全な女性性や母性を育て、自己表現をめざして健康(身体的・精神的・社会的に良好な状態)に生きてゆくためには、自分の月経を知り、身体の周期性を理解して、ポジティブに生きる姿勢が大切なのです。
PMS(月経前症候群)
、
月経痛
、
更年期障害
等、月経に関わる不快症状やそのしくみを正しく理解し、少しでも不安があったならば婦人科医に相談して、ご自分のQOL(生活の質)を高め、生涯を健やかに過ごしてください。
・PMSとは?
・PMSは、なぜ起こるのか?
・PMSをセルフケアしよう!
・月経のメカニズムとは?
・月経痛は、なぜ起こるのか?
・月経痛をセルフケアしよう!
・
更年期障害とは?
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更年期障害は、なぜ起こるの?
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あなたの更年期度をチェック!
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更年期障害を防ぐには?
監修:松本 清一 先生
社団法人日本家族計画協会会長/自治医科大学名誉教授
/月経研究会連結協議会代表
<主な著書>
PMSの研究(文光堂)
日本女性の月経[(株)フリープレス]
監訳:月経のセルフケア(日本家族計画協会)