[料理をした後] 疲れた油の見分け方

疲れた油のチェックポイントは、色、泡、煙、ねばり、ニオイ!

POINT
  • 疲れた油は、もとには戻りません。
    梅干しを焦げるまで揚げる、水分の多い野菜を入れる・・・・など
    昔から油を若返らせる言い伝えがありますが、これらは迷信です。
色が濃くなる
  • 繰り返し使用した疲れた油は色が濃くなります。
    とくに魚などの揚げ物をすると着色は強くなります。
泡が消えにくくなる
  • 揚げ油を繰り返し使うと、徐々に泡が消えにくくなり、食材を取り去った後もしばらく泡が残ります。さらに使い続けると揚げている食材が見えない状態となるカニ泡ができます。

    消えにくい泡へ
180℃くらいで煙が出る
  • 疲れた油は天ぷらを揚げる180℃ぐらいで煙が出てきます。
    新鮮な油は230~240℃までは、煙が出ません。
ねばりがでる
  • 温度が下がったときに、ねばりがでてきたら油が疲れている証拠です。
いやなニオイがする
  • 疲れた油は、加熱すると枯れ草や塗料のような油臭い不快なニオイがします。