植物油には、ビタミンを供給したり、吸収率をアップさせる働きがあります。
各ビタミンとの関係は…
にんじん、ピーマンなどの緑黄色野菜の中に豊富に含まれているビタミンAは、脂溶性ビタミンといわれ、脂質が十分にないと体内には吸収できません。
たとえば、にんじんを生で食べた場合のビタミンAの吸収率は10%。しかし油と一緒に食べると、吸収率は50〜60%にもなります。緑黄色野菜の栄養を無駄なくとりたい時は、油料理がいちばんというわけです。
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でんぷん質の食べものの消化には、大量のビタミンB1が必要です。不足すると脚気や食欲不振、疲労しやすいなどの症状が現れます。植物油には、このビタミンB1の消費を節約する働きがありますから、油料理は、ビタミンB1の確保にも効果的な調理です。
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植物油は、パセリ、ピーマン、ほうれん草など、ビタミンCを多く含む野菜の調理にはもってこいです。短時間で加熱調理できるので、ビタミンCの破壊が少なくてすみます。また、植物油が表面をおおって、熱や空気からもビタミンCを守ります。
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植物油は、ビタミンEの重要な供給源。私たち日本人は、ビタミンEを約25%も植物油からとっているといわれています。このビタミンEは、血液の流れをよくしたり、不妊症を予防するほか、老化の元凶といわれる活性酸素の働きを抑え、「過酸化脂質」の生成を抑える働きがあります。「過酸化脂質」は、脳や心臓、肝臓、皮膚などの細胞に付着して老化現象をひきおこす物質ですが、ビタミンEは、この物質が体内で作られるのを抑え、老化防止に一役買っています。
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| ビタミンEは、ガンの予防にも効果があるといわれています。国立がんセンターが発表した「がんを防ぐための12ヶ条」にも、ビタミンEには発ガンを防ぐ働きがあることが明記されており、適量の摂取をすすめています。こうしてみるとビタミンEをたっぷり含んだ植物油は、まさに健康維持に欠かせない食品といえるでしょう。
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