栄養 vol.05

子供が喜ぶ! クリスマスのとっておきレシピで苦手克服!

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楽しい食卓で食欲を刺激!

楽しい食卓で食欲を刺激!

年末のパーティーシーズンに突入しました!子どもの食欲は気分で大きく変わるので、まずは楽しく食べられる環境を作り、食欲を刺激しましょう。そのうえで、バランスよく様々な食品群を食卓に並べることが理想です。今回は、クリスマスの定番であるローストチキンをアレンジして、7食品群を食べられる料理をご紹介します。
メインの鶏肉やチーズはたんぱく質を多く含み、身体を作る働きがあります。ほうれん草はβ-カロテンや鉄分、じゃがいもはビタミンC、りんごは食物繊維が豊富で、体を整える働きがあります。例えば風邪や貧血の予防、腸内環境を整えるなど、健康でいるために不可欠な栄養素です。成長期はそのどちらもまんべんなく摂取する必要があります。小さい子どもは、ほうれん草のような葉物野菜の青臭さやえぐみを敏感に感じることがありますが、脂質でコーティングすることで、感じにくくなります。また、フルーツの酸味が苦手な場合には、加熱すると穏やかになります。好き嫌い克服には、子どもがなぜ不快に思うのかを分析し、それを取り除いてあげましょう。

パリッと焼けるローストチキンロール

パリッと焼けるローストチキンロール

日清ヘルシーオフを塗ってからオーブンで焼くので、皮がパリッと焼き上がります!ほうれん草は日清ヘルシーオフで和えてから鶏肉で巻くので、じっくり蒸し焼きされたような状態になります。(少量のにんにくを使うのは、ほうれん草の青臭さを軽減するためで、ほんの香りづけ程度です。)
ほうれん草は、好みに合わせて量を調節してみてくださいね。付け合わせのじゃがいもは、天板に流れ出た肉汁やチーズを絡ませて食べると、しっとりとした食感になります。 *お子様によっては香ばしい香りを「焦げ、苦い」と捉える場合もあるので、焼き加減にご注意ください。

材料(2人分)

  • 鶏もも肉・・・・・・・・・1枚
  • 塩・・・・・・・・・小さじ1/4
  • ほうれん草・・・・・・・・40g
  • さけるタイプのチーズ・・・2本
  • じゃがいも・・・・・・・・1個
  • りんご・・・・・・・・・1/4個
  • 日清ヘルシーオフ・・・小さじ2
  • 水・・・・・・・・・・大さじ1
  • A
  • 日清ヘルシーオフ・・・小さじ1
  • 水・・・・・・・・・・大さじ1
  • おからパウダー・・・・小さじ2
  • コンソメ顆粒・・・・小さじ1/4
  • にんにくおろし・・・小さじ1/6
  • B
  • 日清ヘルシーオフ・・・小さじ1
  • 塩・・・・・・・・・・・・少々

作り方

  • 1)鶏もも肉は分厚い部分を包丁で開き、塩を振って皮を下にして置く。
  • 2)ほうれん草を細切りにしてAと和え、1の上に広げる。さけるタイプのチーズも置いて巻き、たこ糸で縛る。(たこ糸がない場合には、ギュッと押しながら固く巻くか、爪楊枝を刺してもOKです)
  • 3)じゃがいもは一口大の乱切りにしてBと和え、りんごはいちょう切りにして天板にのせる。
  • 4)2も天板にのせて日清ヘルシーオフを塗り、250℃のオーブンで25分焼く。
  • 5)りんごを取り出して水を加え、フォークで潰してソースとして添える。

まとめ

偏食気味なお子様は、「食べるって楽しい!」という前向きなイメージを持ってもらうことが大切です。無理強いはせず、楽しい食卓作りを意識してみてください。パリッと焼けたチキンで、楽しいクリスマスの思い出ができますように♪

玉田悦子(料理家・食育講師)

玉田悦子 (料理家・食育講師) 企業のレシピ開発、料理撮影に取り組むと同時に、食育活動に力を入れている。
子どもの頃から様々な食材に親しみ、体に必要なものを理解する必要があると感じ、子どものための食育スクール「青空キッチン市川」を主催。料理技術と共に、考える力を養うレッスンをしている。子どもの好き嫌い克服セミナーも好評。