栄養 vol.12

運動×メタボ向け
生活習慣を見直す!今日から始められるメタボ対策

  • 日清MCTオイルHC
  • メタボ対策
  • 体に良いオイル

メタボ対策の食事は、栄養素をバランス良く摂取!

メタボ対策の食事は、栄養素をバランス良く摂取!

 メタボはメタボリックシンドロームのことで、内臓脂肪肥満に加えて高血圧や高血糖などの症状があり、生活習慣病になるリスクの高い状態のことです。メタボ対策には食習慣や運動習慣を含めた、生活習慣全体の見直しや適正な体重にしていくことが大切です。 体重を減らすには、食事内容や食べる量の調整をしなくてはいけません。ただし、やみくもに食事を抜くことはNG。バランス良くしっかりと食べながら、適度な運動を取り入れ、代謝を上げる体作りを目指しましょう。
エネルギーになる栄養素は、炭水化物、脂質、たんぱく質の3つです。「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、炭水化物50〜65%、脂質20〜30%、たんぱく質13〜20%のバランスがよいとされています(1~49歳の目標量)。このバランスは、一般の方でもダイエット中の方でも、アスリートでも変わりません。炭水化物や脂質を抜くといった偏った食事でダイエットをしている場合は、一度、ご自身の食事を見直すことをおすすめします。

ワンプレートで大満足!豚肉とえびの野菜たっぷり焼きそば

ワンプレートで大満足!豚肉とえびの野菜たっぷり焼きそば

 栄養素をバランス良くと言っても、実際にどんな食事をすればよいのか、悩んでしまうかもしれませんね。一度に何品も作るのは大変ですが、少しの工夫でワンプレートでも栄養素のバランスを整えることができます。今回ご紹介するのは、具材たっぷり、食べ応えのある焼きそば。豚肉やえび、卵のほか、もやし、にら、にんじんなど野菜もたっぷり加えた、彩りも華やかな1品です。こちらのワンプレートでは、5食品群(肉類、緑黄色野菜、油脂類、魚介類、卵)を摂ることができます。
 フライパンで具材を炒めたら、麺と調味料を加えて炒め合わせ、仕上げに「日清MCTオイルHC」を回しかけたら完成です。「日清MCTオイルHC」はBMIが高めの方の体脂肪やウエストサイズを減らす機能性表示食品。1日2gを目安に食事に取り入れることを心がけましょう。

体に良いオイルを摂取して上手にメタボ対策

 栄養素のバランスが良い食事を実践するコツは「彩り」です。肉や魚介類、卵などたんぱく質を含む食材と緑や黄色、赤など彩りのよい野菜を合わせることで、自然と食事にいろいろな栄養素を取り入れることができます。また、メタボ対策で意識したいのは、摂取する脂質の「質」。質の良い油とは、たとえばココナッツオイルやえごま油、MCTオイルなどが挙げられます。とくにMCTオイルは、体に脂肪がつきにくい中鎖脂肪酸100%のオイル。持久力アップや疲労回復にも効果があるとされ、食事と適度な運動のサポートにも役立ちます。手軽に食事に取り入れられるのも嬉しいポイント。サラダや和え物などにサッとかけて、食事にプラスしやすいです。 彩りとバランスの良い食事と毎日無理なく継続できる運動を組み合わせて、上手にメタボ対策に取り組んでいきましょう。

植草 真奈美

植草 真奈美(管理栄養士・フードコーディネーター) 体育大学出身の管理栄養士。専門種目はスキー。
レシピ開発や商品開発に携わるほか、実業団などアスリートの栄養サポートも行っている