美容 vol.16

アンチエイジング
オリーブオイルを料理に使い、アンチエイジングな食生活を

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乾燥が気になる季節。肌ケアはどうする?

乾燥が気になる季節。肌ケアはどうする?

 空気の乾燥や体が冷えやすいことで、肌の乾燥トラブルが気になる季節です。油分のあるクリームやオイルなどで外側からのケアはしっかりできていても、内側からのケアはなかなかできていない、という方も多いのではないでしょうか。 そこで注目したいのが、抗酸化作用のあるビタミン類です。 ビタミンには水溶性ビタミン、脂溶性ビタミンがあり、脂溶性ビタミンは油に溶けやすいビタミンのことで、油と一緒に摂ることで体への吸収率がグンと上がるのです。抗酸化ビタミンであるビタミンA(βカロテン等)やビタミンEは脂溶性で、炒め物や揚げ物などの調理法でいただくことで効率よく吸収できます。 さらに使う油にもこだわってみたいところ。おすすめはオリーブオイル。オリーブオイルにもポリフェノール類やビタミンEなど抗酸化物質が含まれており、アンチエイジングが気になる方に嬉しい油です。 今回はそんなオリーブオイルを使って作る、アンチエイジングにぴったりなレシピをご紹介します。

アンチエイジングに!豚肉とさつまいも、生芋こんにゃくの細切り炒め

アンチエイジングに!豚肉とさつまいも、生芋こんにゃくの細切り炒め

 しっかりとした味付けでご飯がすすむ「豚肉とさつまいも、生芋こんにゃくの細切り炒め」のレシピです。βカロテンやビタミンE、ビタミンCが含まれているさつまいもは、アンチエイジングにぴったりな食材。ビタミンCは熱に弱い特性がありますが、さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴。そんなさつまいものほか、豚肉、こんにゃく、ピーマンをオリーブオイルで炒める手軽な主菜です。この一品で5食品群(肉類、いも類、緑黄色野菜、大豆製品、油脂類)を摂ることができます。

【材料(2人分)】

  • 豚ロース肉(薄切り)・・・・・・160g
  • さつまいも・・・・・・・・・・・120g
  • ピーマン・・・・・・・・・・・・2個
  • 生芋こんにゃく(アク抜き不要のもの使用)・100g
  • 油揚げ・・・・・・・・・・・・・25g
  • 塩・・・・・・・・・・・・・・・少々
  • BOSCOエキストラバージンオリーブオイル・大さじ1
  • A
  • 酒・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
  • みりん・・・・・・・・・・・・・大さじ1
  • 醤油・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
  • 砂糖・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
  • オイスターソース・・・・・・・・大さじ1と1/2

栄養価(1人分)

  • エネルギー :433kcal
  • たんぱく質 :21.1g
  • 脂質    :25.3g
  • 炭水化物  :32.1g
  • -食物繊維 :4.0g
  • -糖質   :28.2g
  • ナトリウム :1,319mg

作り方

  • 1)油揚げは熱湯でしっかりと油抜きをし、水気を切ったら細く切る。
  • 2)生芋こんにゃくは厚みを半分にし、長さ4cm程度の短冊切りにする。豚ロース肉、さつまいも、ピーマンは細く切る。
  • 3)フライパンにBOSCOエキストラバージンオリーブオイルを入れて熱し、塩をふった豚肉とさつまいもを入れて、中火で豚肉の色が変わるまで加熱する。
  • 4)3にピーマン、生芋こんにゃく、油揚げを加えてさつまいもがある程度柔らかくなるまで炒める。
  • 5)Aを加えて水分を飛ばすようにしながらしっかりと炒め合わせる。

体の中からキレイを作ろう

オリーブオイルは醤油やみりん、オイスターソースなど和や中の調味料とも相性抜群で、どんな料理にも合わせやすいオイルです。今回ご紹介した脂溶性の抗酸化ビタミンを含む食材と組み合わせて、抗酸化力をアップ! 体の中からアンチエイジングでキレイな肌を目指していきましょう!

西岡麻央(料理研究家/国際中医薬膳師)

西岡麻央 (料理研究家/国際中医薬膳師) 野菜を使った料理が得意。カフェ、レストランのメニュー監修や企業向けレシピ開発、食関連の記事の執筆、テーブルスタイリングなどを中心に活動中。
パワーサラダ専門店「HIGH FIVE SALAD」レシピ監修

著書:パワーサラダレシピ、パワースープ&ホットパワーサラダレシピ