おいしさ、美のある豊かな生活

「おいしさ」と「美」は、個人の価値観を構成する大切な要素であり、この価値観を満たすことは、人々が幸せな生活を送ることにつながります。「おいしさ」と「美」の追求を通じて、人々のクオリティー・オブ・ライフ(QOL)を高め、社会と共有できる価値を創造することで、生活をより豊かにし続けます。

社会環境・社会課題
  • ・日本においては、孤食の増加や調理時間の減少、嗜好の多様化等、生活者の食スタイルが変化
  • ・グローバルでは、中間所得層が増加する地域において嗜好品や化粧品の需要が増加
  • ・COVID-19の影響により、外食機会が減少、一方で内食需要が増加・定着するなど食シーンが変化
当社グループへの影響
  • ▲家庭における油脂の代表的な使用方法である「揚げる」調理が減少する
  • 家庭/個人によって、油脂の使用方法が多様化してくるグローバルでチョコレートや化粧品原料の需要が増加し、ビジネス機会へとつながる
  • 食シーンが変化することで業態別の油脂需要の変動が起きる
課題解決に向けた具体的取組み
  • ・油脂を活用した素材を「おいしく」する調理法や、豊かな食卓、集う機会を提案し、豊かさを感じる食シーンを広げる
  • ・幅広い食品に活用されている油脂の特性を生かした、油脂ならではの他の素材との共創による味づくりを行い、新しい価値を創出する
  • ・ナチュラルな製法やオーガニック素材を用いた食品や、安全で高品質、機能的な化粧品用の油剤などの開発を進める
  • ・チョコレートや大豆などの素材が持つおいしさを最大限に引き出し、お客さまが求める味づくりを行う
共有価値
  • ◎「おいしさ」と「美」をもたらす油脂を商品・サービスとして提供し、人々の「生活の質」(QOL)の向上に貢献する
CSV目標
  • ◎食卓に「おいしさ」を提供し、豊かな生活に貢献するブランドの磨き上げ
  • ◎食での「おいしさ」や「美」を追求する商品の創出
  • ◎美を実現する商品の伸長率;200%(2019年度比)