企画・管理

[製油戦略]あらゆるリスクを予測し、
多角的な視点で最適な搾油計画を策定

Y.K

製油統括部 事業企画課
2019年入社
商学部商学科卒

私のこだわり会社の収益性を左右する
搾油計画において、
供給の安定化と
生産効率の最適化に努める

製油統括部にて、大豆や菜種を搾り、油やミール(主に畜産用の飼料として用いられる製品)を生産する”搾油”の計画を策定しています。「いつ、どこの工場で、どれだけの油・ミールを生産するか」を、販売計画や実績、市場の需要動向などを分析しながら決定する業務です。この搾油計画に基づいて、原料調達のタイミングや数量、工場の稼働スケジュールなども決まります。計画の精度が低いと、在庫が足りず製品の出荷に影響を及ぼすことや、必要以上の在庫を抱えることになるため、会社の収益性を左右する重要な役割といえます。搾油計画を策定するうえで目指していることは、安定的な製品供給が維持されることと、生産効率を最適化することです。油やミールの需給バランス(需要と供給のバランス)・原料調達・製造など、搾油計画に絡むさまざまな要素の状況は常に変化しています。そのため、関連する部署や担当者から要望や最新の状況を丁寧にヒアリングして、総合的に判断したうえで搾油計画を策定するとともに、都度計画を見直し、タイムリーかつ柔軟にアップデートすることを心がけています。

成長を感じた瞬間前例が通用しないコロナ禍での
計画策定を通じ、
多角的な視点を獲得

コロナ禍での経験を通して自身の成長を感じました。当時は外出自粛によりレストランなどで使用される業務用油の需要が減少する一方、内食の広がりによって家庭用油の需要は増加するなど、従来の油脂需要の構造が大きく変化しました。また同時期には、原料コストの上昇などの影響による製品価格の高騰も重なり、油やミールの需給バランスに大きな影響を与えました。当社の油やミールの在庫状況を適正化すべく搾油計画の見直しを図りましたが、上述の通り、搾油計画にはさまざまな要素が複雑に絡んでいます。例えば、1つの計画変更により必要コストが増加したり、油の供給量を増やすために搾油量を増やすと、それに伴ってミールの供給が過多になってしまったりなど、影響が広範囲に生じることを改めて実感し、その難しさに直面しました。試行錯誤の結果、関連部門と密にコミュニケーションを重ねて多角的に情報収集し、状況変化に応じた計画見直しをタイムリーに行うことで、最終的に、安定供給と採算性を両立させる計画の策定につなげることができました。この経験を通じ、サプライチェーン全体をより多角的に捉える視点や、バランスの良い搾油計画を策定する力が身に付いたと感じています。

成し遂げたいこと既存の枠組みをさらに向上させ、
より安定的で採算性の高い
サプライチェーン構築に貢献する

今後取り組んでいきたいことは、これまでの経験を活かし、サプライチェーンの安定性や採算性を意識して変革していくことです。そのために、これまで以上にさまざまな影響を考慮することを意識しています。例えば、メンテナンス等の理由で工場の稼働停止が必要な際は、関連部門と連携することで需要のピークや他の工場の稼働スケジュールを把握し、製造への影響を最小限に抑えるようにしています。また、搾油工場から出荷先までの供給ルートやコストを考慮し、どの工場でどのくらい搾油すれば、最も効率的なのかを考えることで、採算性の高い供給体制の構築を目指しています。さらには、需給バランスを的確に把握することで、余剰在庫を抑えて効率的に搾油していくことも今後の重要なテーマです。現在、定型作業を自動化できるツールを活用し、油とミールの在庫状況をより正確かつタイムリーに把握する取り組みを進めており、今後、搾油計画の策定に活用していきたいと考えています。将来的には、原料調達などサプライチェーン上流の業務にも挑戦して経験の幅を広げ、会社の収益最大化に貢献できる人材を目指したいと考えています。

[プロフィール]

食卓の主役ではないものの、縁の下の力持ちのような存在である油脂が、自身の性格に似ていると感じ、日清オイリオへ入社。家庭用商品の営業や、搾油原料の受け渡し業務を経験後、現在は搾油計画の立案などに携わっている。

[オフタイム]

ビアガーデン気分で友人たちとスポーツ観戦をすることが好きです。最近はフルマラソンに挑戦しており、土日は3時間ほど走ってトレーニングしています。

[Y. Kのある一日]

9:00

出社

原料相場情報のメールをチェック。
前日の販売実績を見て、販売の進捗状況を確認。
10:00

各工場・関連部署との打合せ

各工場における生産計画の進捗状況などを確認。
11:00

課内での打ち合わせ

各工場・関連部署と確認した情報を、課内へ報告。
12:00~
13:00

昼食

同僚たちと一緒に、社員食堂で昼食。
13:00

外出

電車にて本社から横浜磯子工場へ。
14:00

打ち合わせ

横浜磯子工場にて、生産管理部門、物流部門などと打ち合わせを行い、直近の動向を確認。
16:00

資料作成

打ち合わせ内容を基に報告書作成。
17:30

退社

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