Interview 04

[応用研究]油脂の無限の可能性を生かす。
お客様のニーズを汲み取り、
最適な加工油脂製品を提案する

豊口 柚実子Yumiko
Toyoguchi

中央研究所 研究第2課
2015年入社
家政学部 栄養学科管理栄養士専攻卒

私のこだわり加工油脂の味や食感への影響を分析し、
課題解決に活かす

食品の中でもほとんどの料理に使用され、多くの消費者に手に取っていただけるのが油脂や調味料。私が研究開発を行っているのは、マーガリンやショートニングを代表とする加工油脂製品、特にO/W(水中油滴型)乳化物です。一般の方には馴染みが薄いかもしれませんが、アイスクリームやホイップクリームには加工油脂成分が含まれており、油脂そのものの違いはもちろん、組み合わせる油脂以外の食品素材によって味や食感などが変わってきます。油脂が商品にどのような影響を及ぼすのか、成分分析やサンプル試作などによりひとつひとつ確認し、お客様のニーズや課題に応えられるよう、解決への道を探っています。加工油脂分野では弊社は後発ですが、食用油や中鎖脂肪酸油、化粧品原料などと同様に、加工油脂製品の商品展開も国内外と幅広く、さまざまな可能性がある分野です。私たちもあらゆる面での技術フォローと継続的な試作検討に加え、他部門の方々との連携も積極的に行いながら、研究開発に取り組んでいます。

成長を感じた瞬間お客様の真のニーズを探り当て、
新商品に結実させる

3年目の今、一から実験計画を立案することや商談に同行する機会などが増え、より責任ある仕事を任せてもらっています。特に大切にしているのが、お客様のニーズの把握です。私たちが携わるのは、2~3年先の商品に用いられる油脂の開発。そのため乳業メーカーや製菓メーカーなど、お客様の生の声を聞き、ニーズを汲み取ったうえでそれに合った加工油脂製品を提案することになります。お客様のニーズに対して当社ならどう応えられるのか、日々やり取りのある研究開発者や他部門の方々と意見交換を行って相互認識の同一化を図り、提案に結びつけていく。しっかり情報収集したつもりでも、ときにはお客様に「響かない」こともあります。「従来との違いはわかるけれど、新しい商品にそれを求めていない」など方向性の違いを指摘されたり。計算どおりにはいきませんが、困難を乗り越え提案を受け入れてもらえたとき、さらにそれが新商品につながり、世の中に受け入れられたときの喜びは、こたえられません。

成し遂げたいこと油脂の無限の可能性を、
多くのお客様に伝えたい

私は「“食”を通じて、多くの人に喜びや楽しみを提供したい」と考え、食品業界を志望しました。就職活動の際に感じた「油脂の無限の可能性」は、入社後も変わることはなく、仕事に対する原動力となっています。研究・開発という仕事は未知の部分が大半で、ときに苦悩し立ち止まることもありますが、一日でも早くお客様のニーズや課題にお応えしたいという思いを胸に、今後も仲間と協力しながら研究を進めていきたいと思っています。 また、もともとメニュー開発に興味があったので、将来的には「調理することによって食品に美味しさを付与する」という油脂の魅力を、メニュー開発の視点から多方面のお客様に提案できればと考えています。オフには趣味と実益を兼ねて料理教室に通っており、レパートリーの幅を広げるとともに、油脂の知識や調理法を修得中。身につけた知識・技術を当社製品の持つ可能性の拡大と、企業としての信頼に繋げていければ嬉しいですね。

[プロフィール]

幼い頃から食べることや料理が好き。大学時代に公募の料理コンテストに挑戦、入賞実績あり。油脂や調味料類に無限の可能性と魅力を感じると同時に、採用プロセスでの真摯な対応に惹かれて入社。

[オフタイム]

友人と食事をしたり、習い事に行ったり、家で料理を作ったり。オフを充実させることで、仕事にも積極的に取り組めています。

[豊口 柚実子のある一日]

9:00

出社

メールチェック、当日の業務の確認。
9:30~

分析作業

11:00

試作準備

12:00~
13:00

昼休み

後輩・先輩と昼食。弁当派ですが、リフレッシュを兼ねて食堂へ。個性豊かで愉快な人たちばかり、とても楽しいランチタイムです。
13:00~

試作作業

16:30~

データまとめ

17:30~

翌日、週末までのスケジュール確認

18:30

退社

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