日清オイリオグループは、お客さま、取引先、株主・投資家、従業員、社会をはじめとするあらゆるステークホルダー(利害関係者)にとって存在価値のある企業グループとして、「おいしさ・健康・美」の追求をコアコンセプトに、人々の幸せを実現するとともに社会・経済の発展に貢献し続けていくことを使命としています。
そして、経営理念に基づく「日清オイリオグループ行動規範」を2002年10月に制定し、社会に対する使命・責任をより一層認識するとともに、社会から評価され、活気に溢れた未来を目指す企業グループとして邁進していくための指針として定めました。
この行動規範は、経営理念のもと、私たち全員が強い責任感を持ち、活力ある事業活動を推進するとともに、社会の一員として関係法令を遵守し、社会倫理・通念に適合した行動をとることを明確にした行動指針です。
近年、当社グループを取り巻く事業環境は、地球規模では環境問題や人権問題などの社会課題が累積しており、日本国内では急速な少子化と高齢化、本格的な人口減少などの大きな変化が始まっています。将来への不確実性が高まり、世界的な消費・生活行動の変容や一層の多様化の進展など、従来のビジネスのやり方やモノの考え方が通用しなくなってきているという側面があります。さらに、企業市民として、持続可能な社会の実現にこれまで以上に貢献していくことが求められています。
このような環境のもと、2021年4月、将来に亘って当社グループが持続的に成長し、持続可能な社会の実現に貢献することを目的とした「日清オイリオグループビジョン2030」がスタートしました。社会課題のなかから当社グループが注力する重点領域を特定し、その課題解決を通じて、社会との多様な共有価値を創造(CSV=Creating Shared Value)することによって、成長し続けることを目指します。
経営理念、コアプロミス、コーポレートステートメントである「植物のチカラ®」は、制定してから20年程度経ちますが、当社グループの存在意義をよく表しており、普遍的です。また、今般、当社グループが目指す姿を実現するために、一人ひとりが大切にし、行動の基本とすべき価値観であるValuesを設定しました。経営理念などとValuesの関係性を踏まえ、グローバルな視点も、より採りいれたなかで、これからの私たちがとるべき行動は何かを見直し、行動規範を改訂することとしました。私たち一人ひとりの行動規範に則った実践の積み重ねが、当社グループへの信頼を高め、社会との多様な共有価値を創造するチカラとなります。
日清オイリオグループを構成する全ての会社の役員・従業員は、この行動規範の目的を十分に理解するとともに、行動規範の遵守と積極的な実践の決意をもって行動することが求められます。
この行動規範は、日清オイリオグループを構成する全ての会社の役員および従業員が、経営理念に基づき、当社グループの企業としての責任・使命を認識し、活力溢れる業務遂行を行うための基本的な基準を定めたものです。
以上
2002年10月 1日制定
2006年 4月 1日改訂
2007年 6月27日改訂
2013年 4月 1日改訂
2018年 6月28日改訂
2022年 4月 1日改訂