研 究

[技術開発]油脂が持つ栄養機能を解明し、
人生100年時代を支える
心身の健康に貢献したい

石川 榛那Haruna Ishikawa

中央研究所 研究第7課
2019年入社
海洋科学技術研究科 食機能保全科学専攻修了

私のこだわり当社素材の栄養機能を活かし、高齢者の
健康課題(フレイル)を解決する 

当社の素材を活用して高齢者の健康に貢献するための研究を行っています。現在、中高年期の健康課題としてメタボリックシンドローム、高齢期の健康課題としてフレイル(低栄養)が主にあげられます。高齢者の栄養補給には、たんぱく質に加え脂質の役割が期待されており、それら栄養成分についてヒトにおける機能性を検証するため、臨床試験の実施に向けて取り組んでいます。臨床試験は計画から実施、結果の解析までの道のりが長いため、緻密な計画が必要であり、当社で培ってきた研究データはもちろん、数多くの文献を調査しています。頭を悩ませる毎日ではありますが、チームメンバーと相談し、確認をとりながら進めています。仕事や実験を進めるうえでは、正確なデータを取得すること、求められる資料を適切に提示するためには、チーム内で細かくすり合わせることが重要だと思っています。これからさらに注目を集めるテーマになると思うのでプレッシャーを感じることもありますが、社会的意義が高く、とてもやりがいのある仕事だと思っています。

成長を感じた瞬間市場を意識した研究や実験計画の策定、
中長期視点の技術開発の実践

市場をより意識した研究や実験計画を考えるようになったことに成長を感じています。私は、入社後2年間は、マーガリンやチョコレート用油脂など加工油脂製品の商品開発に携わっていたのですが、当時はユーザーニーズにマッチした製品を開発すべく、試作や評価に注力していました。現在は、ターゲットや求められる製品の機能を意識して、試験で得られる結果からどういった機能が謳えるのか、どういった使用方法が考えられるのかといったことを自ら考え、予測するようになり、試験計画を策定できるようになりました。また、現在のテーマに取り組み始めたばかりの頃は、脂質栄養や臨床試験などに関する知識がほとんどなかったため、打ち合わせの場でも右も左もわからない状態でしたが、情報収集や提案資料の作成等を通じて知識を身につけ、自分の考えを根拠を持って主体的に発信していけるようになったことも大きな成長の一つだったのではないかと思います。

成し遂げたいこと油脂の栄養機能を活用し、
新たな商品開発につなげる

現在取り組んでいる臨床試験を完遂させ、高齢者の健康に貢献したいと考えています。長期的には、その機能を活用した新しい油脂製品の開発にも携わっていきたいです。実際に市場に並び、多くの方々に手に取っていただけるようになった際には、喜びも一段と大きいのではないかと思っています。特に入社当時から携わっていた加工油脂製品には思い入れもあります。加工油脂開発での経験を自分の強みとしていけるよう、現在も月次報告書の確認や社内報告会などの機会を積極的に活用して新しい情報を常にアップデート出来るように努めています。
また、現在取り組んでいる臨床試験の経験をしっかりと吸収し、今後そのほかの成分についても、新しい機能性を訴求していくための様々な臨床試験を任せてもらえるように成長していきたいです。

[プロフィール]

大学時代の研究で油脂に興味があったことに加え、チョコレートやアイスが好きで、それに使われている油脂に携わりたいということで、油脂メーカーを志望。幅広い事業領域に魅力を感じ、日清オイリオに入社。

[オフタイム]

最近は南インドカレーにはまっており、毎日1食はカレーを食べています。おいしいお店をめぐったり、自分でスパイスからカレーを作ったりしています。写真はカレー作りに使うスパイスとダルを選んでいるところです。

[石川 榛那のある一日]

9:00

出社

メールチェック、回覧雑誌の閲覧。
10:00~

打ち合わせ

11:00~

脂質栄養に関する調査、資料作成

12:00~
13:00

昼休み

食堂で同期と昼食。
13:00~

打ち合わせ

14:00~

臨床試験計画の策定、関連情報調査

16:00~

報告書の作成

17:30

退社

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