当社といえば食用油のイメージを持つ方が多いかと思いますが、化粧品原料などを扱うファインケミカル事業も展開しています。私のキャリアはファインケミカル事業の製品開発部門でスタートし、3年間、化粧品原料や化学品に使用されるエステル油の開発を担当していました。この業務を通じて、さまざまな製品の製造方法や分析評価技術を習得し、技術者としての基盤を築くことができました。現在は応用研究所で、環境負荷の少ない製法の開発や植物由来原料を用いた食品・ファインケミカル製品の開発に取り組んでいます。具体的には、日用品価格やエネルギーコストの高騰といった社会課題の解決に向けて、価格と付加価値を両立した製品の開発や、環境負荷が少ない効率的な製法の確立を目指しています。これまでに培ったスキルを活かし、お客さまと地球にやさしい製品開発を実現するため、日々挑戦を続けています。
