入社3年目以降、オリーブオイルの開発業務に携わり、原料の安定調達と新製品開発に取り組んでいます。オリーブオイルは「風味」が魅力の一つであり、産地や品種、生育時の天候など、さまざまな要素が絡み合って個性が決まります。そして、国際オリーブ協会(IOC)の規格や基準に則った官能検査にて、商品分類が行われる唯一の食品でもあるため、官能検査を行うテイスターの責任は重大と言えます。官能検査の基準はIOCにて規定されており、ただ「おいしい」「おいしくない」を判断するのではなく、オイルの品質と、どのような個性のオイルなのかを詳細に評価していきます。評価能力は一朝一夕では身につかず、当社製品の品質と風味を守り続けてきた先輩社員と、度々評価内容の確認をする他、個人でも日々トレーニングを行っています。
多くのお客さまにご愛顧いただいている当社のオリーブオイルの開発業務は、お客さまにとっての「変わらないおいしさ」を維持することにつながるため、責任が大きいものの、やりがいを感じています。
