生 産

[生産技術開発]新たなシステムやプロセスを開発し、
高品質・高機能な製品の生産を実現する

K. A

応用研究所 加工技術応用課
2023年入社
理工学府 化学・生命系理工学修了

私のこだわりチームワークが大切、
コミュニケーションを欠かさない

現在の部署では、ラボスケールにおいて生み出された新たな価値を、お客さまへ提供するために、サンプルや製品の小規模生産、パイロットスケールで新たなシステムを用いた技術開発を行っています。製造業務は一人で行うことができないため、チームワークを重視しています。資材の発注などの事前準備から製造の実作業、製品出荷まで、メンバーで役割を分担し、効率的に製造をしています。一方で、ミスを防ぐために、お互いにコミュニケーションを意識しながら作業を進めることも重要です。さらに、国内だけでなく海外の拠点とも連携しており、部署の垣根を越えたコミュニケーションも欠かせません。担当者と密に連携し、着実に作業を進めることで新たな技術導入に近づく過程にやりがいを感じています。

成長を感じた瞬間常に学びながら成果をあげることに
喜びを感じる

入社当初は、油脂に関する知識がほとんどなく、分析手法も全く分からない状態でしたが、上司や先輩からの指導を受け、日々学びを重ねる中で徐々に業務に慣れていきました。最初は与えられた業務を確実にこなすことを目標にしていましたが、次第に新たな業務を任され、責任感を持って取り組むようになりました。業務の進め方や手法に行き詰まることもありますが、その都度上司に相談し、助言を基に解決策を見つけるよう努めています。試行錯誤を重ねる中で、常に学びながら成果を上げることに喜びを感じ、成長を実感しています。また、マレーシアのグループ会社での製造ライン立ち上げに関わった際は、現地の環境やコミュニケーションの違いに戸惑う場面もありましたが、製造現場を直接見ることで、国内では得られない多くの新しい知見を得ることができました。

成し遂げたいことラボスケールから実機製造の架け橋となり、
安定的な生産を実現する

ラボスケールで検討している内容を、実際の生産設備(実機)で生産するためには、中間のサイズとなるパイロットスケールの装置での試作が必要となります。パイロット装置での検討結果を基に実機へ反映させ、安定した生産を成し遂げることが私の今の目標です。パイロット装置の運転には、ラボより大きなスケールを慎重に操作することや、ラボスケールの検討から製造現場の状況までを理解するための多様な知識と経験も求められます。現在担当している研究開発テーマでは、まだまだ検討する項目も多いですが、自身の携わった装置が実際に動いている様子を見た際には、きっと大きな達成感を得られると思うので、その瞬間に向けて努力を惜しまず取り組んでいきたいです。また、将来的には、幅広い生産現場で経験を積みたいと考えています。一部署の視点だけでなく、多角的な視点から生産現場を捉え、効率化や設備改善に取り組むことで、全社的に貢献したいと思っています。

[プロフィール]

「自身の携わった製品を多くの人に届け、人々の生活や健康に貢献したい」という想いからメーカーへの就職を志望。その中で、社員の雰囲気や、“植物のチカラ®”で人々の美しい生活に貢献しているところに魅力を感じ、日清オイリオへの入社を決意。

[オフタイム]

休日は、連休などを利用して旅行に行きリフレッシュをしています。普段の生活では経験できないことをしたり、自然に触れたりして過ごします。温泉に浸かることや、ご当地のおいしいものを食べることも、旅行の醍醐味です。

[K. Aのある一日]

8:50

出社

メールチェック、予定の確認
9:30~

仕事(AM①)

部署内で打ち合わせ
業務連絡、製造スケジュールなどを確認
10:00~

仕事(AM②)

ラボやパイロット装置で実験検討
12:00~
13:00

昼食

毎日食堂にて同期と楽しく食事
13:00~

仕事(PM①)

パイロット装置で製造業務
16:00~

仕事(PM②)

実験データの整理、打ち合わせ資料の作成
17:20

退社

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