食と生活情報レポート
食生活を中心とした社会の動きについて、調査した結果を紹介します。
わが家の代表的な家庭料理(上)
今日の家庭において「食事」の場面を中心とした女性の役割を明らかにしていくために、2001年1月~2月にかけて全国の20才以上の女性1,281名を対象にアンケート調査を実施しました。その中から「わが家の代表的な家庭料理」を今週と来週の2週にわたりレポートします。
(日清オイリオグループ(株)生活科学研究課調べ)
わが家の代表的な家庭料理について1,251名の主婦から回答のあったアンケート調査では、その料理の調理頻度は「月に2回位」が半数以上(54%)で、また「週に1回位」という家庭が全体の31%で、このことは50代以上の家庭に多いことがわかります。
調理別では、「煮もの」が27%と日本の家庭の食卓では登場するケースが非常に多く、続いて「汁もの」(17%)、「焼きもの」(12%)、「揚げもの」(10%)という結果になっています。
次に、料理別でみると「肉じゃが」、「味噌汁」、「野菜の煮もの」、「天ぷら」などで代表される『和食』が圧倒的に多く全体の64%を占めています。「カレー」、「シチュー」、「ハンバーグ」などの『洋食』は24%、「餃子」、「春巻」、「チャーハン」などの『中華』は7%となっています。
料理分類に含まれる具体的な料理名
料理分類 | 具体的な料理名 |
---|---|
和食 | 肉じゃが、味噌汁、野菜の煮もの、天ぷら、鶏のからあげ |
洋食 | カレー、シチュー、ハンバーグ |
中華 | 餃子、春巻、チャーハン |