食と生活情報レポート
食生活を中心とした社会の動きについて、調査した結果を紹介します。
キッチンにおける『油』の存在
~10年間の変化と最新のトレンド~
生活科学研究課では、「キッチンにおける『油』の存在」調査を1995年から継続的に行い、2005年9月の調査をもって10年目を迎えました。今回はその中から「油の開封後使い切る期間(サラダ油)」の推移と「揚げ物をする時のきっかけ」について報告します。
なお、この10年間の調査結果の動向をまとめたショートレポートは、PDFファイルでご覧いただけます。
(日清オイリオグループ(株)生活科学研究課調べ)
サラダ油の使いきり期間は、『2~3週間』(96年:37.7%→05年:14.7%)が減少傾向で、『2ヶ月』(96年:13.6%→05年:27.4%)が増加傾向にある。さらに05年度では『6ヶ月以上』(96年:0.8%→05年:6.7%)も増加してきており、開封後に長期間使用する人が増えていることがうかがえる。
揚げ物をするときのきっかけとメニューを訊ねたところ、あげられたメニューのトップは「唐揚げ」で、「子供が好き」(10.4%)、「子供が食べたいと言った」(8.1%)などの理由が上位となり、子供が喜ぶメニューであることがうかがえる。一方、メニューで2位の「天ぷら」は、「野菜があった」(15.7%)「材料があった」(9.6%)や「麺類を作った」(9.0%)など、材料の都合がきっかけとなった。同じ揚げ物でもメニューによって作るきっかけは違うようだ。
本レポートの詳細は下記のPDFファイルでご覧いただけます。
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- 購入スタイル(880KB)
- 調理スタイル(炒め物について)(740KB)
- 調理スタイル(揚げ物について)(1.08MB)
- 保存スタイル(276KB)
- 掃除・洗い方(272KB)
- 油のイメージ(500KB)
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