’23 健康と食に関する調査＜第4回＞
日常の食生活習慣につながる健康づくりへ
◆食事での健康意識は“ゆっくりよく噛んで/時間をかけて”を意識する人が大幅に増加
◆「オリーブオイル」「ごま油」使用者は“食事そのもの”、「こめ油」使用者は“素材”にこだわりがある傾向

　日清オイリオグループ株式会社（社長：久野貴久）は、「日清オイリオグループビジョン2030」の6つの重点領域において「すべての人の健康」や「おいしさ、美のある豊かな生活」を掲げ、生涯にわたり、活力のある健康的で豊かな生活に貢献すべく、取り組みを推進しています。
　生活科学研究課では、健康に関する調査を継続的に実施し、分析結果を発信しています。この度、「健康と食に関する意識調査」を実施し、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた2020年（10月）と、5類に引き下げられた後の2023年（9月）の変化等に着目して分析した結果をレポートにまとめました。

調査結果

“ゆっくりよく噛んで/時間をかけて”を意識する人が大幅に増加

食事のときに健康を意識して行いたいことは、2020年と比べて、「早食いせず、ゆっくりよく噛んで食べたい」は13.6ポイント、「ゆっくりと時間をかけて食事をしたい」は12.0ポイント増加し、健康づくりにおいて日常の食生活習慣がより意識されている様子がうかがえました。(レポート8頁参照)
「オリーブオイル」「ごま油」使用者は“食事そのもの”、「こめ油」使用者は“素材”にこだわりがある傾向

現在各食用油を使っている人と、普段の食事において健康を意識して行いたいことについて傾向を分析したところ、「オリーブオイル」「ごま油」「キャノーラ油」を使っている人は、素材よりも食事そのものにこだわりがある傾向でした。また、「こめ油」を使っている人は、素材までこだわりがある傾向でした。 (レポート9頁参照)
「たんぱく質を多く摂る」が、「食物繊維を多く摂る」と同等まで増加

2020年と比べて、夕食時に「たんぱく質を多く摂る」は8.6ポイント増加し、トップの「食物繊維を多く摂る」と同等レベルに達しました。また、たんぱく質を摂る目的は、男女ともに「健康的なからだ作りのため」が最多でした。 (レポート11頁参照)

調査概要

実施期間: 2023年9月15日～19日
調査手法: 定量調査（インターネット調査にて実施）
調査地域: 全国
調査対象: 20～70代の男女　※直近1年以内に入院していた人を除く
サンプル数・割付: n=2000（人口構成比に応じて割付）

調査実施期間	調査手法	調査地域	調査対象	サンプル数
2012年6月1～3日	インターネット	全国	20～60代の男女	2000サンプル（人口構成比に応じて割付）
2017年9月6～8日	インターネット	全国	20～70代の男女	2000サンプル（人口構成比に応じて割付）
2020年10月6～8日	インターネット	全国	20～70代の男女	2000サンプル（人口構成比に応じて割付）
2023年9月15～19日	インターネット	全国	20～70代の男女	2000サンプル（人口構成比に応じて割付）

食事のときに健康を意識して行いたいこと

2020年と比べて、「早食いせず、ゆっくりよく噛んで食べたい」は13.6ポイント、「ゆっくりと時間をかけて食事をしたい」は12.0ポイント増加しました。

現在使っている油×食事のときに
健康を意識して行いたいこと

「オリーブオイル」「ごま油」「キャノーラ油」を使っている人は、素材よりも食事そのものにこだわりがある傾向でした。
「こめ油」を使っている人は、素材までこだわりがある傾向でした。

最近1～2年間での食事における成分意識

2020年と比べて、夕食時に「たんぱく質を多く摂る」は8.6ポイント増加し、トップの「食物繊維を多く摂る」と同等レベルに達しました。
たんぱく質を摂る目的は、男女ともに「健康的なからだ作りのため」が最多でした。

本レポートの詳細は下記のPDFファイルでご覧いただけます。

日清オイリオ生活科学研究レポート No.49
’23 健康と食に関する調査＜第4回＞（2.8MB）

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