食と生活情報レポート
食生活を中心とした社会の動きについて、調査した結果を紹介します。

男女年代別にみた“プチ贅沢”の特徴
近年の景気低迷に加え、東日本大震災の影響などもあり、生活者の節約志向が強い一方で、ちょっとした贅沢“プチ贅沢”という言葉もよく耳にします。そこで、生活全般における“プチ贅沢”についての意識と実態を調査・分析したところ、“プチ贅沢”の「内容」や「かける金額」、「きっかけ」などに男女年代別の違いが明らかとなりました。
なお、この調査結果をまとめたレポートはPDFファイルでご覧いただけます。
(日清オイリオグループ(株)生活科学研究課調べ)
調査概要
- 調査実施日
- 2011年5月30~31日
- 調査地域
- 全国
- 調査対象
- 20~60代の女性
- サンプル数
- 2060サンプル(男女・年代 各206サンプル)
調査結果
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“節約”は男女年代別で20ポイントの差が
普段節約をしている(「とても節約している」+「やや節約している」)人は全体で70%程度となり、20代男性(63%)と40代女性(83%)とでは20ポイントの差がある。
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“プチ贅沢”を最もしているのは20代
プチ贅沢をしている(「よくしている」+「たまにしている」)人は全体で50%程度。男女ともに20代で最も高くなり、40代男性(35%)と20代女性(69%)とでは34%ポイントの差がある。
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“プチ贅沢”は食事がトップ、20〜30代は「スイーツ派」、40〜60代は「外食派」
プチ贅沢の内容は「食事」が50%程度となり、次いで「娯楽」が20%程度。「食事」の中でも20〜30%代は「スイーツ」、40〜60代は「外食」の割合が高く、女性は40代以上から食材や調味料の購入も。
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“プチ贅沢”にかける金額は60%が最も高い
プチ贅沢にかける金額を20代と60代とで比較すると、男性は約1万円から約6万円へ、女性は約8千円から約4万円へと、5〜6倍も増加。
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“プチ贅沢”のきっかけは若い年代ほど「ストレス解消」が上位に
プチ贅沢をするきかっけは20〜30代で「ストレス解消」がトップとなり、40〜60代では男性は「食べたく(飲みたく)なった」、女性は「自分へのご褒美」が多い。
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“プチ贅沢”の定義は男性が金額重視で現実的、女性が気分重視で情緒的
プチ贅沢の定義における上位キーワードは、年代が上がるにつれ「贅沢」の傾向が高まっている。男性は「買う」、「お金」、女性は「褒美」、「頑張る」といったキーワードが上位に。
男女年代別の特徴(まとめ)

- ※1 実施度合:「とても節約している」+「やや節約している」人の割合
- ※2 実施度合:「よくしている」+「たまにしている」人の割合
- ※3 金額:プチ贅沢をする際に本人が支払う1回当たりの金額の平均値
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