食と生活情報レポート
食生活を中心とした社会の動きについて、調査した結果を紹介します。

“調味料”に関するこだわり
~「食用油」は健康へのこだわりが強い~
近年、消費の二極化が定着する中、この5年間で食費全体の支出は減少しているものの、調味料にかける金額は増加傾向にあります。また、2011年11月に生活科学研究課が実施した調査では、内食についてこだわっている項目として「料理の美味しさ」が殆どの年代でトップとなりました。
そこで、今回は料理の美味しさを左右する大きな要素である“調味料”に関するこだわり※について9種類の調味料で調査したところ、調味料ごとのこだわりの度合いと項目の違いが明らかになりました。また、食用油へのこだわりは「健康性」が圧倒的に高くなりましたが、食用油の種類によってこだわり項目が違うことも明らかになりました。
なお、この調査結果をまとめたレポートはPDFファイルでご覧いただけます。
- ※お金をかけてこだわっていること
- (日清オイリオグループ(株)生活科学研究課調べ)
調査概要
- 調査実施日
- 2012年1月20~21日
- 調査手法
- インターネット
- 調査地域
- 全国
- 調査対象
- 週に1日以上内食をする20~60代の男女
- サンプル数
- 2060サンプル(男女・年代 各206サンプル)
調査結果
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年代とともに高くなる調味料へのこだわり。上位は醤油、食用油、味噌!
こだわりのある(「こだわっている」+「ややこだわっている」)人が最も多い調味料は、醤油(45%)、次いで食用油・味噌(各42%)となりました。男女年代別では、男女ともに年代が高いほどこだわりのある人が多く、男性よりも女性の方がこだわりのある人が多い傾向に。特に60代女性は全ての調味料でこだわりのある人の割合が最も高くなりました。
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調味料のこだわりポイントは「味」と「健康性」。特に食用油では「健康性」が圧倒的に高い!
調味料のこだわり項目については味噌、ソース等最も多くの調味料で「味」がトップとなりました。しかし、食用油、砂糖、マヨネーズでは「健康性」がトップとなり、特に食用油では圧倒的に高い結果に。また、塩については「産地/製造場所」がトップとなりました。
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食用油へのこだわりは女性が高いが、「味」「ブランド」では男性の方が高い
食用油のこだわり項目について、男女別に比較すると、ほとんどの項目で女性の方が高く、特に「健康性」「日付」は男女間の差が大きくなりました。ただし、「味」「ブランド」は男性の方が高くなりました。
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食用油の種類によって異なるこだわり項目。ごま油は「味」、サラダ油※は「健康性」
ごま油では「風味」にこだわっている人の割合が高く、82%となり、味に関する項目にこだわりが。一方、サラダ油※では「健康に良いこと」が高く、62%となるなど、健康性に関する項目にこだわりがある人が多く、食用油の種類によってこだわり項目に大きな差がありました。
※サラダ油、キャノーラ油、健康オイルなど、ごま油、オリーブ油以外の食用油
食用油のこだわり男女別比較
- 食用油のこだわり項目について男女別に比較すると、ほとんどの項目で女性の方が高く、特に「健康性」「日付」は男女間の差が大きくなりました。ただし、「味」「ブランド」は男性の方が高くなりました。

食用油の種類ごとのこだわり項目
(それぞれの食用油にこだわりのある人のみ・複数回答)
- 食用油において味にこだわりのある人の割合は20%でしたが、食用油の種類ごとの風味へのこだわりは、ごま油では82%、オリーブ油では57%、サラダ油※では27%となり、大きな差がありました。
- 健康性へのこだわりは、サラダ油※で最も高く、「健康に良いこと」では62%となりました。また、「コレステロールゼロ」はオリーブ油、ごま油と比較して、30ポイント以上の大きな差がありました。
※サラダ油、キャノーラ油、健康オイルなど、ごま油、オリーブ油以外の食用油

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