信頼でつながるサプライチェーン

日本の食を支える、重要な素材・エネルギーの供給者として、持続可能な方法で生産された原料を用い、お客さまにお届けするまでの品質に常に真摯に向き合うことで、将来にわたって安定したサプライチェーンの構築に努めます。また、安全な製品の供給と透明性が高いコミュニケーションを通じてお客さま・社会との信頼関係を構築します。

社会環境・社会課題
  • ・世界的な人口増加による、水・食糧不足
  • ・原料生産地域における人権問題や環境問題の深刻化
  • ・日本における人手不足を発端とした物流業界の諸課題
  • ・品質への要求水準の高まり
当社グループへの影響
  • ▲世界的な穀物の需要増により、原材料のコスト上昇や安定調達に支障が出る
  • ▲原料産地の人権問題/環境問題の深刻化により、産地への関与が必須となる。また、持続可能性に欠けた原料を扱うことにより、レピュテーションリスクが高まる
  • ▲物流業界が抱える諸問題の深刻化により、物流コストが上昇する。また、これまで通りの物流体制の維持が困難となる
  • 安全性に対する要求水準の高まりにより管理すべき品質項目が増え、高度な分析技術が求められる
課題解決に向けた具体的取組み
  • ・パーム油調達において、サプライヤーとの対話を含めた取組みを進め、持続可能性を向上させる
  • ・持続可能な調達の取組みを大豆・カカオ等にも拡大する
  • ・菜種、オリーブ、アマニなどに関する生産地への関与を強め、安定調達に向け関係強化を続ける
  • ・国内の原料生産地と一体となって、地域産業を振興する
  • ・人手不足や厳しい労働環境など課題の解決により持続可能な物流体制を構築する
  • ・微量成分のコントロールなど、競争力につながる高品質な製品を供給できる独自技術を開発する
共有価値
  • ◎世界的に油脂需要が拡大するなかで、環境と人権に配慮し、ネットワークを活用した持続可能で安定的な調達を実施する
  • ◎社会全体のインフラである物流の持続可能性を高める
  • ◎油脂メーカーの責任として、安全で安心な製品をお届けする
CSV目標
  • ◎人権と環境に配慮したパーム油の調達認証油の割合;100%
    RSPOのSG認証油の割合;50%
    農園までのトレーサビリティ把握;100%
  • ◎大豆の持続可能性を高める取組みを推進持続可能なカカオの調達
  • ◎持続可能な物流体制の構築
    共同輸配送のカバー率;50%