食と生活情報レポート
食生活を中心とした社会の動きについて、調査した結果を紹介します。

'06キッチンにおける『油』の存在
「有職主婦」と「専業主婦」を比較
近年、結婚・出産後も就業を希望する女性が増加しています。また、2003年には少子化対策基本法が施行され、仕事と家庭・子育ての両立を促進するための子育て支援推進運動が行われるようになったことから、結婚後も職を持つ女性(有職主婦)の割合は、今後も増えることが予想されます。
本レポートでは、食用油の使い方や家事の実態について、「有職主婦」と「専業主婦」での違いを調査、今後の予測を行いましたのでご報告いたします。
なお、この調査結果をまとめたショートレポートはPDFファイルでご覧いただけます。
(日清オイリオグループ(株)生活科学研究課調べ)
食用油の購入重視ポイント
有職主婦は、食用油購入時の最重視ポイントを、健康オイル(特定保健用食品)では「健康をうたっていること」「特定保健用食品のマークがついていること」、ごま油では「香り」、オリーブ油では「原料」「産地」「香り」とする割合が高く、食用油の特性にあわせて選択していた。一方で、専業主婦は一貫して「価格」「ブランド名」を重視する傾向があった。

※ここでの一般食用油とは:サラダ油、キャノーラ油、べに花油、コーン油、健康オイル(特定保健用食品以外)のことを指す。



食用油に関する情報・知識として最も欲しいもの
食用油に関する情報・知識として最も欲しいものについて聞いたところ、有職主婦では「汚れの落とし方」「保存方法」など、調理に関わることよりも、調理後の片付けに関する事項をあげる人が多く、有職主婦の方が調理後の片付けをなるべく簡単に済ませたい、と思う気持ちが強いと推察された。

本レポートの詳細は下記のPDFファイルでご覧いただけます。
- 全8ページ一括ダウンロード(1.80MB)
- 食用油の購入について(604KB)
- 食用油を使用した調理について(769KB)
- 調理後の洗浄・掃除について(451KB)
- お惣菜の購入について(410KB)
- 「有職主婦」と「専業主婦」の特徴・傾向/まとめ(152KB)
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