食と生活情報レポート
食生活を中心とした社会の動きについて、調査した結果を紹介します。

エコに関する意識・行動調査
~生活者を6タイプに分類~
近年、地球環境の変化とその影響を身近に感じるようになってきました。また、「エコ」という言葉がメディアに溢れるようになり、人々の地球環境に対する関心も年々高まってきているようです。しかし、生活者の地球環境に対する意識・行動は、一様ではないという報告も出ています。
本レポートでは、生活者のエコに関する意識・行動、食生活との関連について調査、その結果、消費者をそれぞれ特徴のある6つのタイプに分類しましたので、ご報告いたします。
なお、この調査結果をまとめたショートレポートはPDFファイルでご覧いただけます。
※日清オイリオグループ(株)生活科学研究課調べ
タイプ1 エコ身近層 23.5%

- 意 識
- 話題性に影響を受けやすく、環境活動に対して前向き。
- 行 動
- 身近なエコ活動を実施するが、エコ製品購入や環境ニュースへの関心は平均並み。
- 食との関連
- 関心が高く、家族のことを考えて家庭で調理をする人が多い。

タイプ2 エコ知識豊富層 17.2%

- 意 識
- エコ知識が非常に豊富な反面、世間でのエコ活動に懐疑的なところもある。
- 行 動
- 全体的に、エコ行動の実施度は高い。
- 食との関連
- 食に関する知識も豊富で論理的に「カロリー」、「栄養バランス」を考えて、メニュー選択を行う。

タイプ3 倹約エコ層 17.2%

- 意 識
- エコブームやメディアでの話題性に対する反応はかなり低い。
- 行 動
- 物の再利用に関する行動を実施する割合が高い。
- 食との関連
- 「自宅にある食材」をうまく利用し、家庭で調理する割合が高い。

タイプ4 トレンドエコ層 18.7%

- 意 識
- エコブームは気になるが、世間のエコ活動に対して懐疑的な面も持っている。
- 行 動
- エコ製品をよく購入する。その他の行動の実施度は低め。
- 食との関連
- コンビニエンスストアを利用した食事の頻度が高く、料理や後片付けはあまり行わない傾向。

タイプ5 気持ちだけエコ層 15.3%

- 意 識
- 「自然を守る」「ごみの分別を守る」等、マナーやモラル意識は強い
- 行 動
- 物の再利用に関して行動する割合が、他の層に比べて低い。その他の行動割合も低め。
- 食との関連
- 食事を家で食べる機会は多いが、調理や後片付け等実際の行動はしない傾向がある。

タイプ6 エコ無関心層 8.2%

- 意 識
- 「自分自身にメリットはなくても環境のために何かしよう」という意識は低く、他人のエコ行動も気にならない。
- 行 動
- 行動を実施する割合が、全般的に低い。
- 食との関連
- 食に関して関心が低い傾向。

本レポートの詳細は下記のPDFファイルでご覧いただけます。
- 全8ページ一括ダウンロード(1.9MB)
- タイプ1「エコ身近層」(492KB)
- タイプ2「エコ知識豊富層」(479KB)
- タイプ3「倹約エコ層」(484KB)
- タイプ4「トレンドエコ層」(453KB)
- タイプ5「気持ちだけエコ層」(477KB)
- タイプ6「エコ無関心層」(499KB)
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あなたはどのタイプ?
あなたのエコ意識・行動パターン簡易診断((363KB)
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