環境目標2030

環境目標2030

テーマ 目標  
2021年度
実績
2022年度
実績
2030年度
目標
地球温暖化の防止  サプライチェーンの温室効果ガス排出を削減
  • ・Scope1、2におけるCO2排出量を削減する
△7.3%
2016年度比
△8.6%
2016年度比
△50%
2016年度比
  • ・Scope3のCO2排出量を削減する
  • ・排出量削減行動目標の設定
  • ・算定対象範囲を拡大(日清オイリオグループ(株)、Intercontinental Specialty Fats Sdn. Bhd.)
日本植物油協会と連携し、日加菜種協議、日米パートナーシップにおいて、CO2削減に向け数値目標設定を促進 △25%
(カテゴリー1、4から取組開始)
2020年度比
  • ・環境教育を実施し、社員一人ひとりが事業活動を通じたCO2排出量削減を推進する
 再生可能エネルギーの利用を推進
  • ・堺工場における再生可能エネルギーの使用を促進する
  • ・堺工場への太陽光発電導入を決定
  • ・堺工場への太陽光発電導入
100%
  • ・堺工場が主導する取り組みを他拠点へ広げ、グループ会社へと展開する
  • ・横浜磯子工場、名古屋工場への太陽光発電導入を決定
  • ・横浜磯子工場、名古屋工場、IQL(スペイン)でも太陽光発電を導入
資源循環の構築  生産工程における再資源化の推進
  • ・生産工程での再資源化率
99.8% 99.8% 99%以上
  • ・食用油生産で発生する副産物を有効活用する
  • ・堺工場へのバイオマスボイラー導入計画を策定
  • ・堺工場へのバイオマスボイラー導入
 生産に利用する水資源の効率的活用
  • ・生産活動における用水の原単位を削減する
△13.1%
2016年度比
△15.6%
2016年度比
△16%
2016年度比
植物資源 / 自然保全  持続可能な原料の調達を推進
・持続可能なパーム油の調達を推進する
・農園までのトレーサビリティを把握する体制を構築し、100%把握を目指す パーム油 68.5%
パーム核油 30.5%
パーム油 90.9% パーム油 100%
・パーム油認証油割合を高める 54.9%(2021/1~12)
59.6%(2022/1~12)
100%
・RSPO認証油のSG比率を高める 49.6%(2021/1~12)
51.1%(2022/1~12)
50%
・持続可能な大豆の調達を推進する
  • ・ブラジル大豆の実態調査やRTRS(責任ある大豆に関する円卓会議)への加盟検討などを実施
  • ・「大豆調達方針」を策定し、7月に公開
安定供給を前提とした持続可能な大豆の調達
・持続可能なカカオの調達を推進する
  • ・産地の実態や顧客ニーズの調査を実施
  • ・「カカオ調達方針」を策定し、7月に公開
安定供給を前提とした持続可能なカカオの調達
 自然保全活動の推進
  • ・植林などの推進
  • ・マレーシアでのマングローブ植林(365本 約0.14ha)を実施
  • ・2022年以降の規模拡大を計画
  • ・マレーシアにてマングローブの植林(2ha、2500本)を実施
環境にやさしい開発の推進  プラスチック容器・包装の削減と資源循環を推進
  • ・プラスチック使用量の削減につながる商品設計や新たな容器を開発する
  • ・プラスチック問題の対応の方向性について審議
  • ・環境配慮型容器の生産体制増強
今後目標設定
  • ・リサイクルしやすい容器・技術の開発と社会におけるリサイクルの仕組みを整える
  • ・堺工場において環境対応容器の充填ラインの投資を決定
  • ・川崎市と協働し、家庭から排出される食用油・調味料の使用済みプラスチック容器回収実験を実施
  • ・資源循環が可能なリサイクル材や植物由来素材への代替を推進する
  • ・ホームユース商品(1000gポリボトル)へバイオポリエチレン導入を計画
  • ・ホームユース商品(1000gポリボトル)へバイオポリエチレン導入
 植物資源を活用した、環境にポジティブインパクトを与える商品・サービスの開発
  • ・食用・工業用領域での環境ポジティブインパクト商品・アプリケーションを開発する
  • ・環境にポジティブインパクトを与える商品開発10件
  • ・潤滑油、インク、接着剤等、工業用途への新規アプローチ・提案を実施
  • ・環境にポジティブインパクトを与える商品開発27件(フードロス対策、環境考慮型工業油脂・高付加価値商品)
今後目標設定

環境マネジメント推進体制

日清オイリオグループでは、経営サステナビリティ委員会を設置し、当社グループの持続的な成長と社会の持続的な発展(サステナビリティ)の実現に向けた環境方針を設定し、グループ全体の環境活動を統括管理しています。環境方針を受けた各部門、事業所、グループ会社では、環境マネジメントシステムを構築し、環境目標や施策の設定、実行、モニタリングを実施しています。

環境マネジメント推進体制

環境マネジメント認証等取得

日清オイリオグループでは、ISO14001などの環境マネジメントシステムを認証取得し、環境マネジメントプログラムに基づく活動を行っています。2000年から各生産拠点において認証取得をすすめ、2009年度に生産拠点と配送センターを統合(マルチサイト化)し、環境に関する目標や法規制などの最重要監視項目を全体管理するシステムとしています。今後も、グループ企業への認証取得を推進していきます。

システム 認証取得年月 組織
ISO14001 2009年9月
(マルチサイト統合認証)
日清オイリオグループ(株)
 横浜磯子事業場
 名古屋工場
 堺工場
 水島工場
 配送センター(小樽、東北石巻、福岡)
2013年2月 IQL
2018年9月 ISF(ポートクラン工場)
2018年10月 ISF(デンキル工場)
エコアクション21 2014年1月 大東カカオ(株)中井工場
レインフォレスト・アライアンス認証 2017年6月 大東カカオ(株)
国際フェアトレード認証 2010年7月 大東カカオ(株)

ISF:Intercontinental Specialty Fats Sdn. Bhd.
IQL:Industrial Química Lasem, S.A.U.