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- プラスチック使用量を削減!145gフレッシュキープボトル
油の酸化を抑制でき、使用感にも特長がある「フレッシュキープボトル」
当社の食用油製品に使用されている容器の1つである「フレッシュキープボトル」。その特長は大きく2点あります。
1点目は、開封後も油の酸化を抑制できることです。油を注いだ分だけ内袋が小さくなる二重構造のボトルを採用し、また、逆止弁キャップが装着されているため、注いだ後に内袋に空気が入らず油と酸素が触れにくくなり、開封後も油のフレッシュさを保ったままご使用いただけます。
2点目は、欲しい分だけ注ぐことができることです。油を料理にそのまま「かける」ことができるよう、押し加減で注ぐ量を調整できるといった使用感にもこだわっています。
発売以降、ラインアップの拡充とともに容器包装の改良を重ねてきました。2024年には、「日清オイリオグループビジョン2030」における CSV 目標の1つに掲げる「プラスチック容器・包装の削減と資源循環の推進」の一環として、145gフレッシュキープボトルのプラスチック使用量削減に取り組みました。
容器の形状変更により、使用感を維持しつつプラスチック使用量を削減
取り組みにあたり、まず強度を維持しながら使用するプラスチック量を少なくすることを検討しました。容器の形状を修正すると同時に、ボトル外殻の材質について、従来ボトルで使用していたPE(ポリエチレン)の一部を、かたさのあるPP(ポリプロピレン)に変更することにしました。
しかし、形状や材質を変更しプラスチック使用量を減らした試作ボトルで使用感の評価を実施すると、「ボトルがべこっとする」「かくかく感がある」など、容器を押して油を注いだ際の違和感についてのコメントが多く確認され、従来ボトルよりも使用感が損なわれる結果になりました。
この結果を受け、ボトル胴部を圧縮した際の変位(どれぐらいボトルを押し込んだか)と荷重(ボトルを押す力)の関係を確認したところ、従来ボトルは変位が増えるごとに比較的滑らかに荷重が上昇するのに対し、試作ボトルは特に5mm~10mm押したところで急に荷重が上昇し、その後一時的に下降することが判明し(図1)、このことが、上述した「ボトルを押した際の違和感」の原因であると推測しました。
試作ボトルは、胴部が角ばった形状であることが原因でボトルを押した際に滑らかに変形しにくくなってしまっていると考え、横断面をより円形に近づけるよう形状の改善を行ったところ、変位5mm~10mm付近における荷重の急上昇・下降を抑制することに成功しました。(図2)。これにより、使用感を維持したまま容器を軽量化し、プラスチック使用量を削減することができました。
図1:従来ボトル・試作ボトル(改善前)
胴部圧縮試験結果
図2:試作ボトル(改善前・改善後)
胴部圧縮試験結果
環境に配慮した使いやすい容器の開発に向けて
このような取り組みにより、フレッシュキープボトルの酸化抑制機能と従来の使用感は維持しつつ、プラスチック使用量(ボトル+キャップ+ラベル)を19%削減し、より環境に配慮した容器へとリニューアルすることができました。今後も、環境への配慮と使いやすさを両立した商品を生活者の皆さまにお届けできるよう、取り組みを進めていきます。
