Palm Oil Action Plan
パーム油アクションプラン
- サステナビリティ
- サステナブルな調達に向けた取り組み(アクションプラン)
- パーム油アクションプラン
パーム油産業に関する環境・社会的課題を深く理解・認識し、パーム油産業の健全な発展に貢献していくため「パーム油調達方針」を2018年6月に制定し、2018年12月にNDPE宣言(No Deforestation, No Peat and No Exploitation:森林破壊ゼロ、泥炭地における新規開発ゼロ、先住民、労働者への搾取ゼロ)を公開しました。
さらには、CSV目標として「2030年度までに農園までのトレーサビリティ割合100%」を掲げるとともに、アクションプランの策定・見直しにより、持続可能なパーム油サプライチェーンの構築を目指した取り組みを進めています。
パーム油アクションプラン
アクションプラン(実行計画および進捗状況)
| 活動項目 | 2025年度進捗(一部これまでの実績を含む) | ||
|---|---|---|---|
| 1 | トレーサブルで透明性のあるサプライチェーンの構築 | (1)サプライヤーとのエンゲージメント |
2025年度、以下のサプライヤー・エンゲージメント活動を実施。
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| (2)認証油の調達と農園トレーサビリティ把握への活用 |
農園までのトレーサビリティ向上(2030年まで)の認証率活用状況
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| (3)日常の調達活動を通じた透明性の確保 | ISFに直接CPOおよびCPKOを供給している全搾油業者に対して、NDPE(※3)コミットメントの進捗状況に関する調査を実施。
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| 2 | 小規模農家の生産性・収益性向上支援による森林保護と人権尊重 | (1)Small Holderサポートプログラムの企画・推進(直接支援) |
2025年度に欧州のステークホルダーや調達企業と協働で実施した、小規模農家がRSPO認証を取得するためのプロジェクトは、4軒の独立小規模農家がRSPOおよびMSPO認証を取得して、本プロジェクトを終了。 詳細は、ISFサステナビリティ・レポート2025(p.59)、パーム油調達レポートをご参照ください。 |
| (2)各種団体のワーキンググループへの参画(間接支援) |
ISFは、POCG(※4)のメンバーとして、POCGの活動への参画を継続。 また、EUDR(欧州連合森林減少防止法)のデューデリジェンス支援サービスに関して、Innovasi Agriplot社との契約を継続し、当社グループのCPOおよびCPKOのEUDR適合サプライヤーのトレーサビリティとリスク評価を実施中。 |
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| 3 | ステークホルダーとの連携による人権尊重の取り組みの推進 | (1)農園とのエンゲージメント | 農園労働者の労働環境や採用について改善支援をする労働変革プログラム(LTP)として、ISFにおいて、以下のサプライヤーとの取り組みを完了。 ーJohor Plantations社(2021~2023) ーDara-Lam Soon Plantations社(2023~2025) 詳細は、Earthworm社のケーススタディ報告書をご参照ください |
| (2)搾油工場とのエンゲージメント | |||
| 4 | パーム油サプライチェーンにおけるScope3 CO₂排出量の削減 | (1)マレーシア パーム油政府機関へのCO₂削減の働きかけと認証油制度の活用 | ISFにおいてRSPOまたはMSPO認証油調達を2025年までに100%達成を目標として、2025年時点で認証油率78%で着地(2025年1-12月)。 |
| (2)植林によるCO₂の吸収 | 第1フェーズ(2022年~2024年)の植林を完了し、2025年4月、マングローブ再生プログラムの第2フェーズ(2025年~2027年)への取り組みを改めて表明。第2フェーズのプロジェクトでは、4,000本のマングローブを植林し、地域社会との継続的な協力を促進することで、2ヘクタールの荒廃地再生を重点化。第2フェーズの最初の植林は、2025年9月20日に実施し、ISFの従業員29名に加え、NGOのスタッフと地域住民によって合計500本を植樹。 | ||
| 5 | 社会貢献活動 | デンキル工場近隣住民を対象とした社会貢献 | 2025年3月、ISFのESG委員会メンバーに実地的な知見を提供するため、フィールド訪問として、デンキルにあるオーガニック農場、クアラ・ランガット北部森林保護区、およびテムアン文化情報センターへの視察を実施。 持続可能なオーガニック農業の実践、泥炭地の保全、防火マーカーの識別に関する貴重な現場体験を提供するとともに、先住民族テムアン・コミュニティとの交流の場を実現。 |
※1 社会的影響評価(SIA):マレーシア持続可能なパーム油(MSPO)認証制度では、認証を受けた事業者は、事業活動における潜在的な社会的影響を特定、評価、管理するために、社会影響評価(SIA)プロセスを理解し、実施することが求められている
※2 CPO(Crude Palm Oil)、CPKO (Crude Palm Kernel Oil):未精製のパーム油およびパーム核油
※3 NDPE:森林破壊(No Deforestation)、泥炭地開発(No Peat)、搾取(No Exploitation)をしないという方針を指し、持続可能なパーム油の調達を目指すための国際的な基準。企業がパーム油を調達する際の基準として、また、パーム油に関する認証制度の評価基準として用いられている
※4 POCG(The Palm Oil Collaboration Group):NDPEへの実効性のある行動を加速することを目的としたパーム油サプライチェーンに関わる企業団体
上記以外のアクションプランについてはこちらをご覧ください。その他、パーム油を含む事業の気候変動に関するリスク評価は「TCFD提言への対応」、生物多様性に関する依存・影響評価は「TNFD提言への対応」をご覧ください。
2025年度 認証油割合/搾油工場・農園までのトレーサビリティ割合
| 認証油 割合※ |
RSPO 認証油 SG比率 |
搾油工場までの トレーサ ビリティ割合 |
農園までの トレーサ ビリティ割合 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| パーム油、 パーム核油、 脂肪酸他 |
パーム油 | パーム油 | パーム油、 パーム核油、 脂肪酸他 |
パーム油 | パーム 核油 |
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2025年 1月-12月 調達分 |
63.6% | 74.6% | 67.8% | 99.7% | 94.3% | 91.8% |
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2024年 1月-12月 調達分 |
67.3% | 77.7% | 70.5% | 99.8% | 92.9% | 91.3% |
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2023年 1月-12月 調達分 |
58.1% | 66.9% | 56.3% | 99.6% | 92.7% | 80.9% |
※RSPO、MSPO、ISPOの各認証や第三者機関による確認が実施されたもの
グループ会社における取り組み
パーム油に関する取り組みは、グループ会社であるINTERCONTINENTAL SPECIALTY FATS SDN. BHD.(マレーシア)において積極的な活動を進めています。具体的な取り組みについては、以下のリンクからご確認いただけます。
サプライチェーン・調達における取り組み
当社グループでは、サプライヤーの皆さまなどと連携しながら持続可能な調達の取り組みを推進するため、「日清オイリオグループサプライヤーガイドライン」「日清オイリオグループ調達基本方針」「パーム油調達方針」を制定しています。これらのガイドラインに基づき、先住民族や地域社会を含めたさまざまなステークホルダーの権利とすべての労働者の権利を尊重し、調達活動を進めていきます。
各種業界団体への参加と他企業との取り組み
<参加団体>
日清オイリオグループでは、GCNJ(Global Compact Network Japan)やPOCG(Palm Oil Collaboration Group)など各種業界団体へ参画し、パーム油に関する情報交換と取り組みを実施しています。詳細は以下のリンクをご確認ください。
<他企業との取り組み>
日清オイリオグループでは、他企業と協働した取り組みを積極的に実施しています。詳細は、パーム油調達レポートの取り組みページをご参照ください。
パーム油サステナビリティに関するデータ
搾油工場リスト、苦情処理手順、苦情ログ、子会社情報、パーム油調達レポートについて、以下のリンクより参照いただけます。
